休み時間を利用して、鑿を研ぐ荒木氏。
津島市の古民家再生現場のI様邸では、増築部分の躯体工事が行われています。
増築部分は、マツミの大工の手による刻みで行います。
墨付けを行って、それに合わせて刻んでいくのですが、その姿は大工らしく
恰好がいいもんです。
最近の家では、こういった姿を見かけることがなくなってきましたが、マツミでは
まだまだ健在です。
荒木氏は、お昼の休憩を利用して、鑿の調整にいそしんでいます。
なかさんに砥石を借りて、せっせと研いでいます。
なかさんは、梁・桁の墨付けを行っています。
墨壺に、竹の墨差しをちょんちょんとつけて、しるしをしていきます。
時代は流れても、使う道具は同じものを使っていきます。