家づくりの小箱・暮らしのヒント 自己紹介

シックハウス症候群について。

公開日:2013/06/12(水) 更新日:2013/06/21(金) 家づくり・暮らしのヒント

 

シックハウス症候群
 

■シックハウス症候群とは

これまでの日本における室内空気汚染問題は、石油ストーブ、石油ファンヒーターなどから
発生する窒素酸化物や、ダニ・カビなどのアレルゲンによるものが中心でした。

しかし近年、新築あるいは改築した家に入居した人から、
「目がチカチカする」「頭やのどが痛い」「ゼイゼイする」といった相談が増えています。

こうした症状はシックハウス症候群と呼ばれ、住宅の高気密化や化学物質を放散する
新建材・内装等の使用による室内空気汚染が原因と考えられています。

このほか、シックハウス症候群は、家具・日用品の影響、カビ・ダニ等のアレルゲン、
化学物質に対する感受性の個人差など、様々な要因が複雑に関係していると考えられています。

なお、シックハウス症候群という言葉は和製英語で、
欧米ではシックビル症候群(Sick building syndrome; SBS)あるいはビル病と呼ばれています。

 

■こまめな換気を

シックハウス症候群を防ぐためには、化学物質の使用を極力抑えた建材や
接着剤を使用した住宅を選ぶことが大切です。
壁紙の接着剤はホルムアルデヒドを使用していないものを使う。
ホルムアルデヒドの使用を抑えたフローリングを使用するなど、
健康に配慮した住宅が好ましいでしょう。


換気不足の住まいでは、建材などから発生するホルムアルデヒドなどの化学物質や、
ごく微細なチリやホコリ、花粉といったハウスダストが滞留して空気を汚染し、
気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の発症を招くケースがあります。


一般の新築住宅に入居する場合には、完成からしばらくしてからの入居がオススメです。
約3ヶ月後にはホルムアルデヒドとトルエンの濃度がかなり低くなります。
もちろん、その間もこまめな換気をこころがけてください。


入居後に行なう最も有効な対策は、換気です。

換気をする場合は、開けた窓と反対側の扉なども開けて、空気の通り道をつくりましょう。
また、台所の換気扇や扇風機などで、強制的に空気の流れを作ることも効果的です。


温度・湿度が高くなる夏場は、室内のホルムアルデヒド濃度も上昇するため、
特にこまめに換気をすることが必要です。
また、冬場でも、長時間締め切った状態で暖房中の室内では
夏場と同様、ホルムアルデヒドの放散を防ぐためにも、
換気をした方がいいでしょう。 


■自然素材の家づくり

自然素材で家づくり

マツミの建てている家では、しっくいの壁、無垢の木のフローリングをとりいれて、
より体に優しい住宅となっています。

また、SW工法による、計画換気システムが24時間稼動することで、
ホルムアルデヒドをはじめ室内の汚れた空気を戸外へ排出できます。
計画換気により取り入れる外気は、フィルターにより、
花粉など微細な粒子まで取り除きます。

 


 

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