◆和室天井下地と墨出し・名古屋市西区の築85年古民家リノベーション023
名古屋市西区の築85年、古民家のリノベーション現場では今日も、てらやんと颯太君の二人で内部の下地工事を順調に進めています。
和室の天井下地組み。化粧梁のため細やかな作業が求められますが、その分完成後の美しさが楽しみです。
天窓廻りを造っていく颯太君。
寺やんは水平器を用いて、慎重に墨出しをしています。経験と技術が要求される重要な工程です。
墨出し(すみだし)は、建築工事における非常に重要な工程の一つです。
墨出しって何のために行うの?
正確な位置の指示
墨出しは、設計図通りに建物を建てるために、基準となる位置や線を現場に実際に描く作業です。これにより、柱や壁、配管、設備などの正確な位置を指示することができます。
水平・垂直の確認
建物が水平であり、かつ垂直に建てられていることを確認するために、基準となる線を墨出しします。これにより、建物の傾きやズレを防ぐことができます。墨出しを正確に行うことで、建物の各部が正しい位置に配置され、設計通りの美しい仕上がりが実現します。