
◆自社工場のある工務店の良さ。伝統構法が息づく空間づくり・正文館書店×熊野屋様古民家再生工事15
【正文館書店×熊野屋様 古民家再生工事】工場製作から現場仕上げへ。伝統構法が息づく空間づくり
正文館書店×熊野屋様の古民家再生プロジェクトは、いよいよ仕上げ工事の段階へと進み、現場は一層活気を帯びてきました。
本日は、マツミの工場での様子からご紹介します。早朝、寺やんが最終仕上げ材の製作に取り組んでいました。加工が完了した部材はそのまま現場へ運びます。必要な部材をすぐに作ることができるため、、スムーズに作業が進められています。
■ 自社工場での部材加工と大工の手仕事
マツミでは、自社工場で部材の加工から大工の手作業による仕上げまで一貫して行うことができるのが特徴です。既製品に頼らず、木材の特性を見極めながら、一本一本丁寧に加工。伝統的な建築工法を尊重しつつ、現代の技術や暮らしにも馴染むよう工夫を凝らしています。また、古民家や古い家では解体した際に出る材料を再加工して、もう一度再活用することが可能なのが自社工場を持つ工務店の強みです。今では手に入らないような木材や、ご先祖様の思い出のある柱などを次の世代に残すこともできるんです。
■ 外れていた「貫」も復元、高い天井に構造美が広がる
外れていた貫(ぬき)も丁寧に復元され、柱と柱をしっかりと繋ぎながら建物の構造を安定させる伝統的な意匠が戻ってきました。
見上げれば、高い天井に美しい梁や貫があらわになる開放感のある空間が広がっています。古民家ならではの構造美がそのままインテリアとして活かされ、昔ながらの良さと現代の快適さが共存する仕上がりになりそうです。
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