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◆外れていた貫(ぬき)の復元中!伝統構法の魅力とは?正文館書店×熊野屋様古民家再生工事14

【正文館書店×熊野屋様 古民家再生工事】貫(ぬき)の施工中!伝統構法の魅力とは?

正文館書店×熊野屋様の古民家再生工事は、初夏のオープンに向けて順調に進行中です。
本日の現場では、外れていた「貫(ぬき)」の復元が行われました。

「貫ってなに?」と思われた方のために、少しご説明を。
貫とは、柱と柱の間に水平に取り付ける木材のことで、建物の構造的な安定性を高める役割を持っています。とくに伝統工法においては欠かせない重要な部材の一つです。

貫の復元

貫復元工事

■ 貫の役割とは?

貫は、単なる補強材ではありません。地震や強風などの外力が加わったときに、柱同士を連結して揺れに耐える構造的な工夫でもあり、古来から使われてきた伝統的な木造建築の知恵が詰まっています。

さらに、壁の中に貫を通す場合には、内部に通気性を保ちやすくなるという利点もあり、湿気やカビを防ぎ、家の寿命を延ばす効果も期待できます。

■ 伝統工法による古民家再生

今回の古民家再生工事では、可能な限り既存の構造材を活かしながら、伝統的な工法を用いて補強・改修を進めています。
現代の建築基準にも配慮しながら、日本の気候風土に合った家づくりを行うことで、快適で安心な空間を再生中です。

現場では、大工たちが1本1本の木材と真摯に向き合いながら、丁寧に作業を進めています。
見えない部分こそ大切に——それが、私たちの考える「本物の古民家再生」です。

今後も、伝統構法の魅力や熊野屋様の再生の様子をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!


 

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