◆家屋のお祓いをさせて頂きました。家への感謝の気持ちと工事の安全祈願をかたちに。
家屋のお祓いについて
名古屋市緑区での建替え新築工事に先立ち、家屋のお祓いを行いました。この清祓いの儀式は、解体前に行われ、工事の安全を祈願し、これまで住んできた家への感謝の気持ちを捧げるものです。K様邸では、神主さんをお呼びし、工事の無事を祈り、心を込めて儀式を行いました。
お祓いの目的
-
工事の安全祈願:建替えや大規模なリノベーションでは、重機を使ったり高所作業を行ったりするため、事故防止と作業員の安全を祈願します。
-
家への感謝:長年住んできた家には、多くの思い出や家族の歴史があります。解体する前に、その家への感謝の意を表すことで、新しい生活への心の準備を整えることができるでしょう。
-
土地の清浄化:建物が解体されると、その土地は一度リセットされます。土地の清浄化を行うことで、新しい家が建つ際の良いスタートを切ることができます。
お祓いの流れ
-
神主さんの準備:神主さんが到着し、儀式に必要な道具を準備します。お祓いに使う道具には、榊(さかき)、塩、米、酒、水などが含まれます。
-
参加者の集合:施主様や家族、工事関係者が集まり、神主さんの指示に従います。
-
儀式の開始:神主さんが祝詞を唱え、神前にお供え物を捧げます。榊を使って家や土地を清め、参加者も一緒に手を合わせます。
-
終了の挨拶:儀式が終わったら、神主さんから施主様へ挨拶があります。その後、施主様や家族が感謝の言葉を述べ、儀式は終了となります。
井戸があればあわせてそちらのお祓いも行います。井戸は古くから生活の中で重要な役割を果たしてきました。井戸のお祓いは、新しい井戸を掘るときや、使われなくなった井戸を埋めるときに行われる儀式です。この儀式は、井戸の水が安全で清らかであることを祈願し、また井戸そのものに感謝の意を示すために行われます。
お施主様の自由選択
お祓いをするかどうかは、お施主様の自由です。お祓いをすることで、精神的な安心感や区切りをつけることができる一方で、必ずしも必須ではありません。希望される場合は、事前に工務店や神社に相談して、日程や費用などを決めましょう。
K様、これから工事がスタートしますが、安全第一で作業をさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。お祓いは、日本の伝統的な儀式として、多くの家庭で受け継がれてきました。家を建て替えたり大規模な工事を行う際には、一度このような儀式を取り入れてみるのも良いかもしれません。