屋根替が始まりました・・・お寺再生現場より
8月に紹介させていただいた、
「圓心寺」(円心寺)さんの屋根替工事が始まりました。
今日から、
瓦屋根をめくりだします。
お寺の庫裏だけあって、
熨斗も高くつまれています。
そして、
土もしっかり。
重量感たっぷり。
昔の建物は、今のように金物がないので、
屋根の重量で、軸組みの木と木の摩擦力を増していた気がします。
瓦葺き、しかも土があると重いので・・・・・
基礎がないから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地震に弱い・・・・・・・・・・・・
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日本はいまさら、地震国になったわけではありません。
昔なりの材料で、
ちゃんと理にかなった事をしていたのだと思います。
「せいぜい数十度の熱を得るために、千何百度もの熱エネルギーが必要なのか?」
エイモリー・ロビンスさんの言葉が思い浮かびます。
内部はほこりなどがかぶらないように、
ビニールで養生をします。