◆丁寧な床下地施工で快適な住環境が実現します・南区・水回りとバリアフリー11

こんにちは、南区のバリアフリーと水回りの改修工事現場では、外部下地工事と並行して床組みを進めています。現場では、天候に応じて外部と内部の工事を柔軟に進めており、晴天時には外部下地工事、雨天時には床下地工事を行っています。今日は雨なので内部工事。床下地工事の詳細とその進捗についてご紹介します。

床下地工事の概要

床下地工事は、最終的な床材を敷く前に行われる基礎的な作業です。床下地がしっかりと施工されることで、床の安定性や耐久性が向上し、快適な住環境が実現します。主な工程は大引(おおびき)、根太(ねだ)、そして捨て貼りの施工です。

大引の設置 大引は、床下地の主要な支持構造です。基礎の上にしっかりと固定され、床全体を支えるための重要な役割を果たします。まず、大引を正確な位置に配置し、水平を確認しながら固定します。

根太の取り付け 大引の上に根太を取り付けます。根太は、床板を支えるための細い木材で、大引に対して直角に設置されます。根太の間隔は、床の強度や使用する床材によって異なりますが、通常は一定の間隔で配置されます。根太を取り付ける際には、しっかりと固定し、水平を保つことが重要です。

断熱材の設置 根太の間に断熱材を敷き詰めます。断熱材は、床下からの冷気を遮断し、室内の温度を快適に保つために欠かせない材料です。断熱材の種類や厚さは、建物の設計や地域の気候条件に応じて選ばれます。

捨て貼りの施工 捨て貼りとは、最終的な床材を敷く前に行う仮の床材のことです。捨て貼りは、根太の上に敷かれ、最終的な床材をしっかりと固定するための基礎となります。通常、合板やコンパネが使用されます。捨て貼りを施工することで、床全体の剛性が増し、歩行時の安定感が向上します。

最終的な床材の施工 捨て貼りが完了した後は、最終的な床材を敷きます。フローリングや畳、床暖房工事があれば、それに応じて施工していきます。タイルやカーペットなど、用途やデザインに応じて様々な材料が使用されます。

 

 


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