◆古い公団のリノベーションその①キッチン編・業務用ステンレスシンクでオシャレに。過去事例から
NHKのドラマがなかなかに面白くシーズンごとにはまっています。9月から新しく始まった小林聡美・小泉今日子主演の「団地のふたり」第一話を視聴しました。タイトルの通り、団地に暮らすふたりの人物を中心に描かれる物語は、団地という共同住宅で起こる日常の中での家族や隣人との繋がりを描いています。
なかでもドラマの中に出てくる各部屋のインテリアが興味深く、昭和の団地特有の風景、そして主演の二人のファッションなど見ごたえがありそうで今シーズン一番楽しみなドラマになりそうです。
さて、そんなドラマを見たことも手伝いまして今日はマツミの過去事例から、数年前にご依頼いただいた団地のリノベーションの事例をご紹介。昭和の時代に建てられた名古屋市名東区の団地。ご依頼者は中古でこの団地の一部屋を購入し、自分たちの好みのテイストにリフォームして新しい暮らしをスタートしたいとのことでした。
現地を見せていただくと、過去にリフレッシュ工事はしている様子でしたが、さすがに昭和の雰囲気は隠せず、くたびれていました。
お客様のご要望をお聞きして自然素材を使った室内へと大改装することになりました。無垢のフローリングに壁、天井は左官仕上げでナチュラルに。小さくて手狭な玄関もご覧の通り、がらりとイメージチェンジです。靴箱などは手持ちの古道具を使いアンティークショップのような空間に。
たたきの部分には足場板を貼っています。
エレベーターの無い団地なのでフローリングや材料を運ぶのに一苦労しましたが、無垢床は最高です。雰囲気がいいですよね。
ナチュラルにまとめた家具や観葉植物がさらに雰囲気を高めます。
リビングドアはマツミのオリジナル。真鍮ドアノブはお施主様のコレクションを生かしました。
システムキッチンは予算が足りず、業務用ステンレスのシンクを使いましたが、雰囲気抜群。見せる収納が上手なお施主様ならではの工夫がいっぱいです。
その②に続く
団地やマンション、集合住宅のリフォームにおいては、制約やご注意点がたくさんありますが、マツミはこれまで多数の実績があり、それらの条件に合わせた最適なプランをご提案させていただきます。お住まいの環境をより快適にするリフォームのご相談、お気軽にどうぞ。