「007/慰めの報酬」を見てきました。

公開日:2014/02/09(日) 更新日:2019/05/29(水) プライベートなこと

 昨日「007/慰めの報酬」を見てきました。

前回の「カジノロワイヤル」では、
今までのスマートなボンドではなく、何か泥くさい、人間くさいボンドを
ダニエル・クレイグが演じていて、久々によかったです。

それまでのボンドは、女に惚れるってことはまずなかったですもんね。
ただし「女王陛下の007」で結婚したんだけど車のなかで殺されてしまった。
(この作品も異色で、衝撃的なラストだったのを覚えています)

てな訳で、
往年の007ファンである僕にとっては、かなり期待していた訳です。

が、しかし、これは  

「やっちまったな・・・」

展開もアクションも速すぎる・・・。
スピード感を出したいのはわかるが、ぜったいにやりすぎてしまっている。

その感覚が、
「ベネチアで沈んだ彼女をまだ忘れられないという人間くさいボンド」
の良さを、完全に打ち砕いてしまったんじゃないかと。

妙に、いろんなシチュエーションのアクションシーンだけが
殺伐と脳裏に刻まれて、なにか寂しい感じが残りました。

このままでは終わらないでくれよー
ダニエルは結構いいからねー
頼むよー監督!
頼むよー007!

 


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