◆守山区の新築木造注文住宅。ついに設置しました。しゃちほこ!屋根の上で堂々と。気密測定も完璧クリア
守山区の『座を楽しむ家』 Iさま邸は、瓦工事が完了しました。
言葉で表すより写真をお見せします。
北野瓦店さん、鬼師の鬼十さんに協力いただいて、立派な鯱を乗せることができました。
鯱は、諸説ありますが、鬼瓦同様に家の守り神とされ建物が火事の際には水を噴き出して火を消すと
言われています。この先ずっと、屋根の上でI様邸を守ってくれることでしょう。
今日は気密測定の日でもあります。
I様邸は、東濃ひのきの4寸角を使った自然素材の木の家なのですが高断熱・高気密の住宅でもあります。
トステムさんのスーパーウォール工法の住宅では、全棟気密測定を行って家中の隙間を集めたらどのくらいの
隙間になるかという数字C値(相当隙間面積)を測定します。
トステムの渡辺さんが来ました。
全ての窓を閉めて、機械をセッティングし測定スタート。調べ方は家の中の空気をファンを使って外に出して
中と外の圧力差を測ることによって隙間から漏れる空気の量を測定し、C値を推測します。
C値は 2.0 cm2/m2以下ですと高気密住宅と言われていますが、スーパーウォールの基準はC値=1以下。
さっそく測ってみますと、C値=0.76。 一発で基準はクリアーしました。
もっといい数値を求める、こだわりの人=大工白井くんは隙間の捜索を始めました。
シュ~~。 サッシ廻りからモレモレ音が。シューシュー言ってるのを見つけました。
ウレタンとコーキングで埋める白井大工。音が静かになって、再測定。すると。。。。。。
C値=0.54cm2/m2 いい数値です。 なかなかお目にかかれない数値のようです。さすがしらはんです。
0.54という数値がどうものかというと、0.54cm2/m2×I様邸の延床117㎡=63cm2が家中の隙間を集めた
大きさです。 つまり家中の隙間を集めても8センチ角程度の隙間しかないことになります。
隙間がないとなんで良いかと言うと、まず一番は熱効率が良いことですね。ということは、家計に優しい。
気密測定も終わり、大工のしらはんは床の下地工事を始めました。
床の根太の間に断熱材を落とし込んでいきます。断熱材はフクビのフクフォームの40ミリ。
ビーズ法ポリスチレンフォームというもので、優れた断熱性能をもっています。
基礎断熱+床下断熱。無垢材の東濃ひのきのフローリング材ですので素足で歩いても暖かなんです。
こだわりの高性能住宅を求める方はマツミにご相談ください。