もくもくと作業する荒木大工。
岡崎市の古民家再生工事中のS様邸は、今日も荒木大工が黙々と作業をしています。
今日の荒木大工。。。。あらちゃんの作業は、北面の外壁下地をおこす工事を
行っています。
国内産の杉の下地材を切って。。。。
サッシの窓台、まぐさを取り付けています。
下地材として使用しているのは、国産材の杉材。
国内の林業の衰退の記事を目にし、以前より考えていた国内産の材料をできるだけ使用する
という意志を明確にしました。
ひと昔は、外材のほうが安く、国産材のほうが高いということもあり、外材神話が生まれましたが
昨今は、国産材の価格が下落し、逆転してしまっており(元売の価格が)、コストもチームマツミの
山西さんのおかげで、なんとか今まで通りでいけることとなりました。
このまま国内の林業が衰退すれば、山は死んでしまいます。
山が死んでしまうと、今まで以上に洪水や土石流などの水害が増えることは目に見えています。
安定供給ができないため大手のメーカーが外材に頼る状況。
明らかな行政の失政でしょうね。高齢化の進む林業。。。行く末は厳しいでしょう。
でも、そんなことばかり言っても仕方がありません。
マツミだけではなんともなりませんが、各工務店さんが少しずつでもいいので
国産材を使ってくれると、大きな波となって林業が活性化してくれるんじゃないかな。