築120年の古民家再生現場より
先週から始まっている、
津島の I 様邸 古民家再生工事です。
120年の間、
雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ夏ノ暑サニモ、
ソシテ地震ニモ・・・負けなかった君はえらい!
それから、これからも残そうとしてくださった I様 にも感謝です。
今日からは、屋根の下地工事です。
天気に恵まれるって最高です。
足元はしっかりと仮補強。
仮の筋違も万全です。
昔の野地板はこんな↑感じに空いています。
日の光が入るととてもきれいです。
小屋裏は120年ぶりの直射日光で、なんかうれしそう。。。
上から見るとこんな感じ。
まばらでガタガタだけど、
なぜか、いいなって感じてしまいます。
既製品じゃなくて、それぞれが自己主張しているからでしょうか。
垂木も悪くないです。
雨漏りもなかったみたい。
松美のみんなも踊ってる。
120年前の仕事を見るのは楽しいんだと思う。
僕らの仕事も100年後の大工が楽しんでくれるだろうか?
そもそも大工が存在しているだろうか?
いや、存在しているようにしなければ・・・
だって、金物もコンクリートもないのに、へこたれてないんですよ。
今使ってる物って100年もつか?
そんな疑問も湧いてきますが・・・
西はすぐ、堤防道路になっていて、
左を見れば、
天王まつりで有名な、天王川公園が。
提灯の船がきれいなんですよね。
すばらしい立地条件です。
こんなところで仕事をさせてもらえるとは、ありがたいことです。
よろしくお願いします。