揚げ方工事をしました。。。名古屋市昭和区のリノベーション現場より
名古屋市昭和区のM様邸です。
現調時に、6畳間の床のレベルが対面で6cmも下がっていて、
床下を見たところ、地割れが走っていました。
今回、下がっている部分(家の長手方向で10mにもなります)に
揚げ方を施し、概ね水平に直し、耐震工事をしました。
床をめくったところです。
正面の基礎換気口から左側が、急激に沈下しています。
反対側の基礎です。
同じく換気口にひびが入っています。左に向けて沈下。
まずは、基礎を造ります。
そして、揚げ方が始まります。
まずは、土台、柱、梁に金物を取付し、
持ち上げても、それぞれが離れないようにします。
新しく造った基礎にジャッキを設置して梁を持ち上げます。
少し持ち上がったところで、
土台の下に爪付ジャッキを差し込み、
さらに揚げてゆきます。
梁だけでは持ち上げきれない場所は、添え柱をして、
その下にジャッキを仕込みます。
今回は、通し柱に添え柱を抱かせています。
水平を見ながら、ゆっくり均等に揚げています。
新しい基礎に土台を敷いて、柱を設置したところです。
ほぼ水平にもどりました。
担当は、無事揚がってホッとしている白井君。
お手伝いは、なべさん。