工場での仕事・・・古民家、新築、改装現場で使う木材の加工
松美の工場です。
皆さんは、「現場で働く大工さん」は見たことがあると思いますが、
「工場で働く大工さん」は見たことがないのでは?
どうでしょうか?
既製品ばかりですと、大工さんが加工する必要はありませんから、
現場の組み立て取り付け作業だけでいいですね。
下写真のような鴨居も、既製品だと、右のようなおがくずも出ませんね。
大工さんも、建築会社も大喜びです。
工場がいりませんから。
ゴミもでません。
工事も早く済みます。
でも、
思い出のある、昔の家の材料を使ったり、
無垢材を加工して、使ったり・・・
できませんよね。
先週も、
I様旧家の取り外したケヤキの式台を
キッチンカウンターの天板に加工する仕事をしました。
ケヤキは緻密な無垢板なので、かなりの重量です。
一度、機械を通したのですが、
細かい釘がささっているのが発覚!
虫食いの跡があり、判別できなかったので、おおわらわ
釘がささったままプレーナーを通すと、
一発で歯が欠けてしまいます。
歯の整備からやり直し。。。
でも、
こんなきれいな材料に生まれ変わるから。。。
本当の木ってすばらしい!