◆一宮の古民家再生・シロアリ被害の場所・筋交い施工・耐震・金物補強を施す。
一宮の古民家再生工事現場は、来週から始める予定の屋根下地工事の前に足元の補強工事を行っています。
マツミの大工の白井くんは、先日から入れている土台と柱に合わせて、筋交いを入れる作業を行っています。
シロアリの被害の大きい柱には、新規で柱を抱かせて補強を行っています。
西側外壁では、筋交い、金物補強工事が完了しました。
引き続いて、内部の土台入れや、柱入れを行っていきます。
それから釘を抜く。ひたすら抜く。かなりの本数がまだ残っています。 化粧で見せたい梁などに、解体時には取る事が無い釘が残っており、それを一本一本根気よく抜いていきます。
シロアリに食われた梁や下地材、敷居などを撤去しました。特に一部の梁は内部がほとんど食われてしまい、強度を維持していませんでした。
原因として考えられるのは、雨漏れと雨水排水の維持管理不足、床下の環境の悪さです。白蟻は、湿気を好みます。
白蟻の被害を出さないようにするには、やはり床下の環境を整える事が重要だと痛感しました。
今回防湿コンを打つことによって、現場の湿気臭さ、土臭い独特な臭いが
無くなり、カラッとしてきました。
これで、床下の乾燥状態を保つことができるかと思います。