◆レンガに熱をためて賢く使う/蓄熱暖房機 ユニデール
緑区で施工中の注文住宅の現場では、室内に大きめのレンガが搬入されました。
ん?庭ではなくてどうして室内にレンガが?暖炉かな?
続いてユニットも運び込まれました。
ユニットの中に先程のレンガを入れていく職人さん。
きっちり隙間を開けず積んでいきます。
一番上まで。
最後の一個もきれいに収まりました。
前面パネルを取り付けて、完成。
実はコレ、「ユニデール」という商品で、蓄熱式暖房器なんです。電気料金のお得な深夜電力でレンガに熱を蓄え、その熱を日中徐々に放熱する仕組みで、エアコンのように空気を乾燥させたり、ファンヒーターのように空気を汚したりすることがありません。また、床暖房と比較すると、初期費用を抑えることができます。高気密高断熱の住宅には、とっても相性のいいものです。
また、火気を使用しないので、室内の空気を汚すこともなく、面倒な燃料補給の手間もありません。24時間暖房により急激な室温変化が少ないため、結露の発生を最小限に抑えることができるんです。
住宅に対して非常に研究熱心なお施主様が、ユニデールの蓄熱暖房機をお気に入りの一品として選ばれました。
そのお住まいは、もうすぐ完成を迎えます。
桧(ひのき)を貼った勾配天井は自然な木の温もりと優雅な美しさを感じられる空間を演出します。桧は、その特有の香りと耐久性で知られ、室内に心地よいリラックスした香りを提供します。勾配天井の傾斜が桧の木目を際立たせ、立体的で奥行きのある視覚的効果を生み出します。さらに、桧の木材は調湿効果があり、湿度を調整することで室内環境を快適に保ちます。
ニッチと天井には、藤色の土佐和紙を使用しました。この色合いは、空間に落ち着きと優雅さを加え、伝統的な日本の美しさを引き立てます。
2階には、しっくいの壁とからし色の色和紙を貼った襖が設置されています。しっくいの自然な風合いと、温かみのあるからし色の色和紙が組み合わさることで、空間に柔らかくて優しい雰囲気が漂います。これにより、落ち着きと心地よさが感じられる空間が演出されています。