◆シロアリを見分けよう!あなたの家をシロアリから守るために・志ら玉様の改修工事・愛知県名古屋市北区

白蟻被害

名古屋市北区にある老舗料亭「志ら玉」様の改修工事の現場で発見されたシロアリ被害。柱は見事に食い尽くされて粉々に。現在修復作業が進行しています。

白蟻被害

「最近、家の柱が少しおかしいかも…」「もしかしてシロアリ?」

そんな風に感じたことはありませんか?シロアリは、木材を食い荒らす害虫で、気づかないうちに家の構造を傷めてしまうことがあります。この記事では、シロアリの見分け方や、被害に遭わないための予防策について詳しく解説します。

シロアリの特徴と見分け方

シロアリは、アリとよく似ていますが、いくつかの特徴で区別することができます。

  • 触角: シロアリの触角は数珠状になっているのに対し、アリの触角は曲がっています。
  • 胴体: シロアリは胴体が細くくびれておらず、アリのようにくびれています。
  • 羽: シロアリの羽は4枚ともほぼ同じ大きさですが、アリの前翅は後翅より大きいです。
  • 行動: シロアリは群れで生活し、木材の中に巣を作ります。

シロアリ被害のサインとしては、以下のものが挙げられます。

  • 木材から羽アリが出る: 特に4~7月頃に、羽アリが大量に発生することがあります。
  • 木材が湿っている: シロアリは湿気を好み、活動するため、被害部分の木材が湿っていることがあります。
  • 木材に小さな穴が開いている: シロアリが木材を食い荒らした跡です。
  • 木材を叩くと空洞音がする: シロアリに食い荒らされた部分は、叩くと空洞音がします。
  • 蟻道(ぎどう)と呼ばれるトンネル状の通路がある: シロアリは、木材と土の間を移動するために、泥でトンネル状の通路を作ります。

シロアリ被害を防ぐための対策

シロアリ被害を防ぐためには、以下の対策が有効です。

  • 定期的な点検: 半年に一度は、家の中や外を点検し、シロアリの被害がないか確認しましょう。特に、湿気やすい場所や木材と土が接している部分はしっかり見ておきましょう。
  • 換気: 家の中を常に乾燥状態に保つことが大切です。換気を良くし、湿気をこもらせないようにしましょう。
  • 木材の保護: 木材に防虫剤を塗布することで、シロアリの食害を防ぐことができます。
  • 専門業者への依頼: 自力での駆除が難しい場合は、専門業者に相談しましょう。

シロアリを見つけたときの対処法

もし、シロアリを見つけた場合は、自己判断で駆除しようとせず、専門業者に相談することをおすすめします。シロアリは、一度発生してしまうと、見えない部分まで広がっていることがほとんど。専門業者に依頼することで、確実に駆除することができます。

まとめ

シロアリは、一度発生してしまうと、家の構造を損なう可能性がある怖い害虫です。この記事で紹介した情報を参考に、定期的な点検を行い、シロアリ被害を防ぎましょう。


 

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