◆建物の耐久性や防水性を高めるための重要な外部下地・南区・水回りとバリアフリー10
建物の耐久性や防水性を高めるための重要な外部下地
こんにちは、南区の古民家再生現場では、建物外部の下地工事が始まりました。 今回は、建物改修工事の重要な工程の一つである外部下地工事についてお伝えします。外部下地は建物の外観を形成するだけでなく、建物の耐久性や防水性を高めるための非常に重要な部分です。外部下地がしっかりと施工されていることで、外壁の耐久性や防水性能が確保され、長期にわたって美しい外観を保つことができます。
外部の解体を進めるやまちゃん。 サッシも取替予定です。既存の外壁材を撤去したら既存の下地の状態を確認し、必要な修繕を行っていきます。腐食や劣化が見られる部分は補修し、必要に応じて新しい下地材を追加します。この段階でしっかりと補修を行うことで、外壁全体の耐久性が向上します。
通り、起こしを直しながら外部下地を進めています
(建物内側から)新設するサッシの開口下地を施工しました。
断熱材、透湿防水シートの設置
下地の上に断熱材と透湿防水シートを設置します。このシートは、雨水や湿気が建物内部に侵入するのを防ぐ重要な役割を果たします。防水シートの設置は、重ね合わせの部分に注意を払い、確実に密閉することがポイントです。また、下地材の取り付けと同時に、外壁と防水シートの間に通気層を設けます。通気層は、湿気がこもらないようにするための空間であり、建物の内部を乾燥させる役割を果たします。これにより、カビや腐食の発生を防ぐことができます。
最後に、仕上げ材である外壁材を取り付けていきます。外壁材には、サイディング、タイル、レンガなど様々な種類があり、建物のデザインや用途に応じて選ばれます。外壁材の取り付けは、しっかりと固定し、美しい仕上がりを目指して行われます。
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