◆玄関土間の洗い出し仕上げと亜麻仁油で建具塗装。古民家再生
古民家再生現場。今日は玄関の洗出し工事をしています。
洗い出し仕上げとは、小粒な石をセメント・石灰などと混ぜ合わせたものをコテで整え、セメントが完全に固まる前に水を使い表面のセメント分を、刷毛、スポンジなどで洗い出し、小石の表面を出した仕上げです。
出来上がりの上品な姿が和の住まいによく似合い、また、表面の凹凸が滑り止めとしての役割も。
施工はセメントが硬化する前のタイミングの見極めが大切で、早くてもダメ、逆に遅いと焼き付きをおこしてしまうなど
見極めが難しく経験が物を言う仕事で、出来る職人さんが少なくなっています。
いい感じです。
完成です。左官の技は芸術ですね。美しい。
内部では、川脇さんが既設建具の塗装をしています。まずは丁寧に汚れを落としています。
こちらは新しく作った建具。
亜麻仁油オイルを塗布し拭き上げています。奥では間瀬さんが洗出し工事をしています。
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