◆解体した階段のマンガシロを再加工してテレビボードに。無垢材は再生可能なんです!・・・名古屋市名東区のリノベーション現場より
名古屋市名東区のリノベーション現場です。大工工事も終盤をむかえています。
今日は寺西君がテレビボードを取付しました。
天端板は、マンガシロの無垢材(厚み38mm)です。↓
東南アジア産で、2~30年程前は、一般的な材料でしたが、
違法伐採が問題になり、現在では伐採禁止や制限がかかり、入手が困難にもなっている材料です。
ならば、どこから入手したのかといいますと、
このマンガシロ材、実は、このお宅の階段の踏板に使われていたものなんです↓
この踏板を、丁寧にはずして、工場に持ち帰り、
表面を削って仕上げたものが、こちらです↓
きれいな、ピンク色の地肌が見えてきました。
すべすべで、とても気持ちのいい感触です。
現場では、寺西君がズレ止めを施し、慎重に敷き並べていきます。
それなりの手間はかかりますが
昨今流行の「木目シート貼り建材」に比べて質感が全く違うのは言うまでもありません。
持続可能な社会のために、次世代のために考える必要がありそうです。