◆鳥の巣を発見・自然との共存と対策・名古屋市北区の老舗料亭のリフォーム工事・御懐石 志ら玉様⑩
こんにちは、松美建設です。
名古屋市北区の老舗料亭のリフォーム工事・御懐石 志ら玉様改修工事の現場で、あった出来事。
上合(じょうごう)という樋(とい)の部分に、鳥の巣を発見したのです。ちょっとピントが外れて見にくいですが。
鳥の巣ができる理由
樋や雨戸、さらには屋根裏などの建物の隙間や構造物は、鳥や小動物にとって巣作り場所となることがあります。特に春から夏にかけては繁殖期であり、巣を作るための活動が活発になる時期です。同様の案件で年に数回、お客様からご相談をいただきます。
発見から撤去までの流れ
鳥の巣を見つけた際には、まずその中に卵やヒナがいないかを確認します。もし中にいた場合は、緊急ではない場合、ヒナたちが無事に巣立つまで待ってあげるか、人間のにおいがうつらないよう、ヒナの体に触らないように手袋などをして、用意した別の場所、たとえば巣箱を作り移動させる、板などの上に移動させ蛇など外敵に襲われない場所に移動するなど、適切な方法で対処することが大切です。今回は幸いにも空の巣だったため、安全に撤去することができました。
撤去作業は慎重に行います。巣を取り除いた後は、再び同じ場所に巣が作られないようにするための対策を施します。具体的には、樋の定期的な清掃や、防鳥ネットの設置などが有効です。
自然との共存を考える
このような出来事は、私たちが自然と共存していることを再認識させてくれます。建物の中や周りに鳥や小動物が巣を作ることは、時に問題になることもありますが、自然を尊重しつつ、快適な生活環境を保つために適切な対策を講じることが重要です。
まとめ
工務店としての役割は、建物の機能や美観を維持・向上させることだけでなく、自然環境との調和を図ることも含まれます。今回の老舗料亭の改修工事でも、そのことを改めて実感しました。これからも自然と共生しながら、お客様に安心していただける建物づくりを続けていきます。
何かご質問やご相談がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。