【古民家再生】愛知県蟹江町の築80年・古民家リノベーション

愛知県海部郡蟹江町に建つI様邸。その地に昭和７年から建ち続けている この家は、お施主さまのおじいさまが建てた日本家屋。次の世代へと残していかなくてはならない民家です。今回の古民家リフォームでは耐震リフォームも併せて施し、安全性と安心感を高めています。長い歴史を持つこの家が、これからも安心して住み続けられるように、現代の技術で強化しました。

まるで旅館と見まがうような大空間の吹き抜けが広がる玄関ホール。からし色の越前和紙が、空間に温かみと彩りを添えています。

まるで旅館と見まがうような大空間の吹き抜けが広がる玄関ホール。からし色の越前和紙が、空間に温かみと彩りを添えています。

この美しい格子は、この家で昔から使われてきたものをメンテナンスして再利用しました。風を通し、日の光をやわらかく取り込む機能を持った格子となっています。

この美しい格子は、この家で昔から使われてきたものをメンテナンスして再利用しました。風を通し、日の光をやわらかく取り込む機能を持った格子となっています。美しいその姿は、部屋を一段と格調高いものにしています。

もとの玄関土間だった場所は、リビングルームへと生まれ変わりました。低くなった差鴨居をそのまま残し、しっくい壁を丸くくり抜いて、竹の木舞（こまい）を露出させました。これにより、明り取りとアクセントを演出しています。

もとの玄関土間だった場所は、リビングルームへと生まれ変わりました。低くなった差鴨居をそのまま残し、しっくい壁を丸くくり抜いて、竹の木舞（こまい）を露出させました。これにより、明り取りとアクセントを演出しています。

キッチンとトイレルームです。

古民家リフォーム前の二階は農耕具の置き場でしたが、ホールと洋間に生まれ変わりました。しっくい壁の白、梁の黒、補強用鉄骨の赤が織り成す空間は、新築の家では味わえない独特の風情があります。

古民家リフォーム前の二階は農耕具の置き場でしたが、ホールと洋間に生まれ変わりました。しっくい壁の白、梁の黒、補強用鉄骨の赤が織り成す空間は、新築の家では味わえない独特の風情があります。

古民家リフォーム前の二階は農耕具の置き場でしたが、ホールと洋間に生まれ変わりました。しっくい壁の白、梁の黒、補強用鉄骨の赤が織り成す空間は、新築の家では味わえない独特の風情があります。古民家の登り梁は、工場生産の材料には出すことのできない力強さがあります。

無垢の一枚板を使用した洗面カウンター。赤く塗ったH鋼で建物を頑強に支えています。

２階の洋間は、屋根裏部屋のような秘密基地のような、落ち着くスペースに。