◆金物ちゃんとついていますか?わからんもんです---名古屋市瑞穂区リノベーション現場より
瑞穂区 博物館の近くでは、築21年のS様邸 リノベーション が始まっています。2世帯住宅への第1段階として、
まずは1階を、快適に、それから丈夫に、造りあげていきます。
蒸暑い中、お風呂の解体では、白井と荒木が汗だくだく。
タイルを撤去していくと、構造材が見えてきます。
柱・土台など構造部の腐り、白蟻被害はまったく見られません。よかった・・・・
特にお風呂場は、腐っている可能性が高いですからね。
筋交もちゃんとは入ってるし・・・・・・・・・・・・
でも、ちょっと筋交を触ってみると、グワグワ動きます。
筋交の厚みが3cm。
基本OKなんですが、とても地震には耐えられません。
確実に面外座屈を起こしてしまいます。
当然ですが、接合部も今の基準ではないですし。。。
。。。と思いながら上に目を向けて見ると、
梁の仕口金物に、ボルトが入ってない ことが発覚。しかも並びの3ヶ所も!
ボルト穴は開いているんですけどね。
横揺れがきたら、掛け外れてしまう可能性大ですね。
ボルトも金物もしっかり入れて
しっかりさせていきます。
筋交部分は、
構造用合板を貼って、がっちりと。完成したらと見えなくなる場所って大切ですね。