建舞・・・注文住宅の醍醐味
先週、雨の合間を縫って、
緑区「M様邸」の建舞を行いました。
設定した日が、大雨になってしまったので、順延です。
松美のみんなは待ってましたとばかりに、パワフルに動いています。
道路より2m高い敷地なので、
レッカーもいつもより小さく見えます。
親M様邸を建てさせていただいた本多君も応援に。
今回は、「輻射熱」を遮るために、アルミニウムのシートを採用しています。
輻射とは、電磁波(遠赤外線等)を放射し熱が移動することで、
電子レンジを思い浮かべてもらうと解りやすいと思います。
夏の日中、太陽から放射される電磁波で屋根の瓦は70°C以上にもなります。
屋根に大量に蓄えられた熱は、電磁波として室内に放射され、
人の体などにぶつかるときに熱を発するのです。
輻射熱を家に溜めないためには、輻射熱をはね返す「遮熱」が必要です。
しかしほとんどの建材は反射率が低く、輻射熱を吸収してしまいます。
それが、アルミニウムを使うことによって約97%反射します。
「いい断熱材を入れているのに室内が暑くなるのはなぜか?」
その答えのひとつとして、「遮熱」を考える必要がありそうです。